埼玉県環境科学国際センター機関リポジトリ(個別情報)
■ ID 133
■ 種類 学会発表
■ タイトル 第5次水質総量規則の窒素・燐対策の意義と方向
■ 著者 須藤隆一    埼玉県環境科学国際センター
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
■ 出版元 (社)日本水環境学会
■ 出版年 2001
■ 誌名・巻・号・年 第4回日本水環境学会シンポジウム、平成13年9月11日
■ 抄録・要旨 東京湾、伊勢湾、瀬戸内海(大阪湾を含む)のような広域的閉鎖性海域では、濃度規制のみでは環境基準の達成は困難であるとして、昭和54年から平成11年まで5年ごと4次にわたってCODの総量規制が実施されてきた。第5次では、平成16年を目標にCODの総量規制を強化するとともに、窒素及び燐の総量規制が始まっている。本制度においては、内閣総理大臣が現行の排水基準では環境基準の達成・維持が困難な東京湾、伊勢湾、瀬戸内海について、汚濁負荷量の削減目標と達成の目標年度を定めることになっている。  このように、法制度や規制手法はおおむね確立されているが、速やかな改善効果はあまり期待できないと思われる。今後は、住民参加の仕組みや地方自治体の独自的な規制手法の導入、国内に入る窒素・燐に対する総量規制などさらなる処置が必要と考えられる。
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